Jim Coplien氏のCSMのトレーニングを受けてきました。

James O. Coplien氏のCSM(Certified Scrum Master)トレーニングを2日間受けてきました。会社のカネで。@アキバUDX
http://scrumtraininginstitute.com/classes/show/280


いやーすごかった。
Odd-eのトレーニングを受けた同僚がいるのでかるーくネタバレしない程度に聞いていたのですが、CSMトレーニングの規定?の内容は含まれつつも、JimのトレーニングはJimが組織パターンの第一人者だからかScrumの中の組織パターン、マネジメントにふれていてとてもおもしろかったです。また、トヨタのKaizenに深く深く言及し、プロセス改善としてのScrumの威力がわかった気がします。これが赤いピルか。知りたくなかった(笑)


で、私の任務としては会社に持ち帰ることなんですが、ああいうトレーニングをするのはなかなかハードです。Jimのプレゼン力というか熱意がすごくて、ScrumMasterはすごくエネルギーがいるロールだなと思いました。その分やりがいはあると思いますが障害がでかいと心が折れそう。。。


有料の研修なので内容は書きませんが、CSMになる、というかScrumを深く知りたいのであれば参加をオススメします。*1
Odd-eの方は受けていないので比較はできませんが、15万円と安いので(笑)初回だから?定期的にやってくれるんでしょうか?


内容とは関係ないですが、全編英語で質問もほとんどの場合みんな英語(人によってつたなさは違いますが)でやるというのがおもしろかった。困ったらローカルオーガナイザのお二人が助けてくれるというのも安心でした。
これを明日から活かさんとなー。


以下、ネタバレしない程度のメモ。(心に残った分だけ)
- Garden exercise & self-organization(POやって良かったなー)
- Community of Trust, and 50 patterns
- Impediment List - 妨害リスト(障害リストってなっていたけど、バグリストと混同しちゃいますぜ)
- Stabilized process & Kaizen(この話は今読んでるLeading Lean Software Developmentにも書いてあるんですぐ分かりました。でもすごく納得した)
- The Process comes from the Structure, the Structure comes from the Value.
- Tennis ball exercise & 9 kaizen
- Velocity game - kaizen? cheat?(lol
- Diversity (Gender, Different Culture...)
- Scale up - Meta scrum & Scrum of Scrum

*1:ただし、基礎知識は細かくやらないので、何も知らない状態からおしえてくださーいみたいなレベルであれば、まず本で自習した方がよいです。高いからそういう人はいないと思いますが…