{OpengrokをMacにインストールする

来週からTomcat6.0の勉強会をする予定なので、自宅のMacにOpengrokを入れてソースを調査できるようにしました。
環境構築でLinuxとはちょっと異なる点があったので、そのメモです。

gccのインストール

なんとMacにはデフォルトでコンパイラなどの開発ツールが入っていません。ま、本来はライトユーザ向けなのであたりまえですね。*1


開発ツールは、Appleが無償で配布しているので、それを落としてインストールします。


下記のサイトが参考になります。
http://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/~taku/osx/install_xcode.html


ダウンロードすると、xcode_2.4.1_8m1910_6936315.dmgというファイル(バージョンは落としたものに寄ります)が取得できるので、ダブルクリックします。*2


フォルダが開くので、XcodeTools.mkpgというファイルがあるので、ダブルクリック。後はそのままインストールします。
ちょっと時間かかるかも。

rootユーザの有効化

OpengrokはExuberant Ctagsというライブラリが必要ですが、デフォルトではインストールされてませんので、インストールします。
このctagsはmakeすると、/usr/local/bin/ctagsに実行ファイルをコピーするのですが、このフォルダはroot権限がないと書き込めません。
Macではroot権限は明示的に「有効化」しないと利用できません。*3


rootのパスワード有効化の方法は下記のサイトを参考にしました。
http://log.abund.jp/?eid=191779


これでrootになります。

Exuberant Ctagsのインストール

日本語化されている方がいるので、下記のサイトからダウンロードさせていただきます。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA025040/ctags/


現在時点で最新版のctags5.6J1(UNIXソースコード版)を使いました。
落としたら解凍して、ターミナルでそのフォルダに行きます。

cd /tmp/ctags5.6J1
./configure
make
make install

これで/usr/local/bin/ctagsに配置されます。


なお、Macにデフォルトでインストールされている/usr/bin/ctagsは、Exuberant Ctagsではないようで、Opengrokの実行時にエラーとなります。

Opengrokのインストール

これはLinuxと同じです。
インストールというか環境設定だけです。


でもせっかくMacなのでGUIが便利かと思います。

*1:やたらとギークな人ばかり使っている印象を受けますが…

*2:dmgファイルをダブルクリックするとデスクトップにデバイスっぽいアイコンができるのですがこれって自動でマウントしてるのかなぁ

*3:rootのパスワード忘れたかと思って焦った^^;;;